ハセハセミリタリー

サバゲーの事、ミリタリーの事、装備の事などをおもいつくままに書いています。

ゾンビ考

こんにちは、ハセハセです。

 

今日は、サバゲーにおける「ゾンビ」について。

 

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こういうセンシティブな話題って、書くのにけっこう勇気が要るんですが、以前に書いた「シチュエーションヒット」の話も意外と反響があったので、頑張って書いてみます!

 シチュエーションヒットのこと。 - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)

 

「ゾンビ」「ゾンビ行為」とは、サバゲーでBB弾が当たってもヒット申告しない、重大なルール違反の事です。

 

ゲームが成立しなくなるので、サバゲーにおいて最もやってはならない行為です。

まぁ、良識的な大部分のサバゲーマーさんは、ルールを守って、きちんとヒットコールされてるでしょうから、僕がここであーだこーだ言う必要も無いんですけどね。

 

そもそもの疑問なんですが、ゾンビ行為してサバゲーやって面白いんですかね?

 

例えが古いですけど、スーパーマリオで、ずーっとスター取った状態でクッパ城まで行って、クッパ倒して…って、なぁーんにも面白く無いと思うんですが…。 

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意図的、確信犯でゾンビをする人間については、やってる本人が一番不幸だと思いますし、いつかその事に、自ら気づいてくれる事を願うばかりです。

僕らに出来る事といったら、フィールドスタッフに報告するくらいですし。

 

僕が今日書きたいのは、そういう確信犯ゾンビの事ではなくて、「無自覚ゾンビ」の事です。

 

僕は、装備大好き「装備系サバゲーマー」(だと思ってる)ので、けっこうガチガチの装備を身につけてサバゲーに参加してます。

 

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たまに、「そんなゴツイ装備つけてると、ヒット気づかないんじゃない?」って言われます。

 

です。

 

装備系サバゲーマーが身につけている、ヘルメット、プレートキャリア、ファーストラインのベルト等は、硬い樹脂やナイロン素材でできています。

これらの装備は、BB弾の被弾を音と振動で増幅させて、サバゲーマーに伝えてくれます。

 

ヘルメットは特に顕著です。スナイパーの遠距離狙撃で勢いを失った弾でも、自重で落下してくるような流れ弾でも、「カチン」という音と振動で感知する事ができます。

 

ですから、ガッチガチに装備を付けているから、ヒットに気づかない、という事は全くありません。

 

僕的に、サバゲーで身につける物で、一番危ないなー(無自覚ゾンビしそうで)と思うのは、「フリース」とか「セーター」等の「ふわふわな衣服」です。

 

フリース素材やセーターは、ご存じの通り、ふわふわなので、遠距離からの勢いを失った弾の被弾を気づきにくくするのではないか、と思っています。コンシャツの胴の部分も柔らかい生地でできてますが、これは薄手なので肌に直でBB弾の接触感が伝わるため、「気付かない」という事はありません。フリースやセーターは適度な厚みもあるので、絶妙に弾のエネルギーを吸収してしまうと思います。なので、冬場のゲーム等で防寒対策をするなら、ある程度外側の生地に固さのある衣類を選んだ方が良いと思います。

 

それから、もう一つ、被弾に気づきにくくなる状況があります。フリースよりこっちの方が深刻かもしれません。

 

それは、ドミネーション戦等で全力ダッシュしてる時や、メディック戦で味方を救出しようとする時等の、全力で何かをやっている時、興奮状態の時です。

 

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「ドミネーション戦でダッシュ…フラッグ奪還失敗」 の図

 

子供の頃、(大人になっても)夢中で遊んでいて、気がついたら怪我してたけど、いつ傷を負ったかわからなかった、って経験ありませんか?

 

人間の感覚というものは、あるひとつの事に集中していると、それ意外の感覚が鈍くなる特性があります。

 

なので、ドミネーション戦でフラッグにむけて全力ダッシュしていたり、メディック戦で負傷者をドラッグ(安全な場所まで引きずって行くこと)したりする時は、威力の落ちている弾のヒット等は気付きにくいと思います。

これは、人間の感覚の特性上どうしても起こりうる事なので、ある意味仕方ないっちゃ仕方ない、のかもしれません。(決して良いとは言ってません)

 

僕はこういった、ヒットに気付きにくくなる状況の時には、通常の時より一層気を付けるようにしています。

 

フラッグ取りにダッシュしつつも、全身の感覚を研ぎ澄ます感じです。けっこう難しいです。

でも、こうやって努力するより方法は無いかな、と思ってます。こういうシチュエーションの時は、「当たったかもしれない」の段階でヒットコール、でも良いかもしれませんね。

ヒットコールの作法 - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)

 

 

繰り返しになっちゃいますけど、サバゲーに限らず、どんなゲームでもスポーツでも、しくじったら負け(サバゲーならヒット)だからこそ、技術と能力を駆使して攻略する面白さがあるわけで、その前提を反古にしちゃった(ゾンビした)時点で面白くもなんともないですよ、と、僕は言いたいです。

 

僕は、「あれ?うーん、今の当たったんじゃないかな(相手に)・・?」と思う事が時々あります。でも、「あいつゾンビなんじゃねーの?」という思考はあまりしません。

というのも、以前「シチュエーションヒット」についての記事でも書きましたが、「本当に、当たってない時は当たってない」からです。

  シチュエーションヒットのこと。 - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)

 

あと、ゾンビを見かけても指摘しないし、たぶんスタッフへ報告、もしないと思います。というのも、「ゾンビだ」「ゾンビじゃない」とか始まると一気に定例会とかの雰囲気が悪くなる気がするんです。

なので、僕はゾンビを見かけても、「道歩いてたらウ〇コ踏んじゃった、あーツイてねーな」くらいの気分で「はい、次のゲーム行こ!」と切り替えるようにしてます。

(まぁ、僕がいままであからさまなゾンビに出くわしたことが無い、というのもあるかもしれないけど)

 

※これに関しては、あくまで僕自身の考え方や、やり方であって良いところも悪いところもあるかと思います。特に「スタッフに報告しない」とかはある意味「逃げ」かもしれません。賛否両論あるかと思いますが、僕自身の考え方でやっている事なので、そこはご容赦ください。

 

 

長々と色々と書いてしまいましたが、ゾンビ行為はサバゲーをやる上で絶対NGです。ルールを守って楽しくサバゲーしたいですね。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。