こんにちは、ハセハセです。
今日はもう完全にサバゲーとかミリタリーに関係ない話です。
なので、そういう話題を期待されてる方は読み飛ばした方が無難ですので、そうして下さい。
この「ハセハセミリタリー」を書き始めてかれこれ3年が経つんですが、読者さんの中には、「読みやすくて、引き込まれます」なんてもう、単純脳のハセハセが有頂天になっちゃうような嬉しいコメントをくれる方もいるんですよ。
そんなコメントを頂くと、もう嬉しくて脳みそスポンジになって夜な夜なニヤニヤしたりしてるアホのハセハセなんですが…
Photo By じっちゃん https://twitter.com/ZbjL5
しかし、ふと立ち止まって考えると、約3年に渡り100本以上の記事を書いて、イベントの取材をしたり、ハウツー記事書いたりしてる事を考えると、
非っ常ーーに低レベルかもしれないけど、
文筆業の端くれ、
と言えなくもなくもないかも(←自信がないので歯切れが悪いw)
んで、文章を書いて何かを伝える者、という立場になった時に、人の書いた文というものが当然ながら気になってくるわけです。
僕はここ2年程、本業の方でやたらと全国を飛び回っていて、九州や北海道に行くとなると当然飛行機で移動になるんですが、
僕はJALかANAか、と問われるとJAL派なので特段の事情が無い限りJALをチョイスするんですが、JALに乗ると機内誌のSKYWARDってのがシートのポケットに入ってるんですね。
この、SKYWARDにあの浅田次郎さんが、「つばさよつばさ」という題で毎月エッセイを書かれてるんです。
この、つばさよつばさってエッセイがですね、
とっても軽快な語り口と、シンプルだけど実に味わいのある文章で書かれていて、もう最初のワンセンテンスを読み始めただけでグイグイその文章に惹き込まれて行くんです。
そりゃ、浅田次郎さんといえば、
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とか、
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とか、
もう、大御所中の大御所の作家で、何を今さらって感じなんですが。
この、「つばさよつばさ」はSKYWARDの中でほんの数ページのエッセイなんですが、あっという間に読んでしまい、読んだ後は、
「ああーーー、今回も面白かった…」
って、深い満足に浸ってしまいます。
エッセイの内容は、ごく普通の浅田次郎さんの日常の事とかで、特別何かすごい話ってわけじゃないんですよ。鯵フライにはソースか醤油か、とか、旅先の旅館で三角形の部屋に入れられて落ち着かなかった、とか。
誤解を恐れずに言うと、
「マジでどーでもいいw」
話なんです。
その「どーでもいい」話を、こんなにも軽妙に面白く、シンプルに読みやすく書いて、読者をグイグイ惹き込んでしまう所が、
流石、大御所中の大御所!
という事なんだろうなぁ、と。
浅田次郎さんの文章を読んでると、僕にはもう、美しい旋律とリズムを伴った、「歌」というか「詩」というか、そんなものに触れているようです。
そういう文章を読んでいると、いつか僕もこんな文章が書けるようになりたい…と思うんですが向こう100万年くらい無理な気もしています。
とはいえ冒頭にも少し書いた通り、こうやって文章を書いて世間にリリースしているんだから、浅田次郎さんに追いつけ、と言ったらおこがましいですけど、「良い文章」を書く努力は続けて行きたいな、と思います。
SKYWARD国内版(スカイワード)|定期購読4%OFF (fujisan.co.jp) ←JALの機内誌って定期購読できるんですね…。
皆さんもJALに乗る機会があったら、是非「つばさよつばさ」読んで見て下さいね。
あ、ってか、わざわざJALに乗らなくても浅田次郎さんの素晴らしい文章は読めるんですよね。
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僕は浅田次郎さんの小説の中では、
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この、「メトロに乗って」が一番好きです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。