こんにちは、ハセハセです。
どんなフィールドにも必ず遮蔽物(バリケード)があります。
Dariusz SankowskiによるPixabayからの画像
サバゲーマーはこのバリケードを上手く使って戦っていくわけですが、
今回はバリケードの使い方について書いてみたいと思います。
例えば、こんな感じのバリケードです。
こういうバリケに隠れて、敵と相対するとき、皆さんはどうしますか?
まあ、大体こんな感じで出てきます。
拡大するとこんな感じ。
9割がたの人が、こうやって顔(と銃)を出して射撃しているはずです。「こいつ、自信満々に9割がた、とか言っちゃってるけど、なんの根拠でそんなこと言ってんだよ、」と、思ったあなた!
下の写真を見てください。
9割がたのサバゲーマーがこうやって顔を出しているから、9割がたのサバゲーマーが、赤丸の辺りを狙って撃っているのです。動かぬ証拠が、このバリケについた弾痕です。
そこで、今日のお話の本題です。
「バリケも恋も距離感が大事!」ってやつです。
…恋なんてもう遠い昔の話っす。 ごめんなさい独り言です。
バリケの話です。
最初の写真に戻ります。写真のように、ごくフツーのバリケから、ごくフツーに顔を出すと、こんな感じでした。
仮にカメラマンの位置から、このバリケを警戒してガンロック※していたら、この時点でパパンッ!と撃ち込まれ、「1ダウン!」「ヒットー!」で終わりです。
※ガンロック:敵が出てくるであろう場所をあらかじめエイム(狙って)しておくこと。
じゃあ、どうするか。
バリケから距離を取りましょう
↓下の写真を見てください。↓
僕がいるのわかりますか?
矢印の先にポチっと見えているのが僕です。ちなみに、この状態で僕からはカメラマンをしっかり視認できています。もっと言うと完全にサイトに捉えており、後は引き金を引けばいいだけの状態になっています。
このとき、僕がどのくらいバリケから離れているかというと、
これだけ離れています。この距離感でバリケを使うと、
この状態で敵を狙えるわけです。
どうですか?
バリケから距離を取る事の有効性が伝わりましたでしょうか。
少し補足すると、人間というのは無意識のうちに自分の記憶や経験から、状況を予測する生き物です。無意識のうちに、下の写真の赤丸の位置から「敵が出てくるだろうな~」と予測しています。仮に、バリケの裏にいる敵を足止めしようと、制圧射撃するなら、どこを撃ちますか?
9割がたの人が赤丸の辺りを撃つんではないかと思います。
無意識に予測している、という事は、眼の焦点も無意識のうちにバリケ直近の距離にフォーカスしています。そうなると、焦点を合わせていない、バリケから遠い距離から出てくる敵に、気付くことも困難になります。
人間は無意識のうちに状況を予測する、という話が出たついでに、「プローン(伏せ撃ち)」の有効性についても触れます。
繰り返しになっちゃいますが、フツーはこんなふう↓に出てきます。
ところが、プローン(伏せ撃ち)で出てくると、↓こうなります。
ここまで読んでくれた方はもうお分かりだと思いますが、プローンで出ることで、敵が「予測していない」位置から射撃することができます。
このテクニックは、バリケから最初に顔を出す時も有効ですが、どちらかというと、バリケ間で膠着したときに使えます。1対1でバリケで膠着した時に、まず敵に向かって、2~3発、スタンディングで射撃します、相手がバリケに隠れたタイミングで、プローンに移ります。(この時、相手はこちらが次もスタンディングで同じ位置から撃ってくる、と予測しているわけです)次に相手が顔を出したときに、真っ先に見るのが上の写真で赤丸の位置になるわけです、相手が、一瞬「アレ?」ってなった時には、もうこちらは引き金を引いている、というわけです。
この、「バリケードから距離を取る」と、プローン(伏せ撃ち)は、通常のフィールドでも有効ですが、CQBフィールドでもかなりの有効性を発揮します。次の定例会でぜひ試してみてください。
この記事を読んでくれた方が、実践して「ヒットとれたー!」ってなってくれたらすごく嬉しいです。
いかがでしたでしょうか、「バリケも恋も距離感が大事!」な、お話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。