こんにちは、ハセハセです。
昨今のサバゲー事情をみてるとですね…。
光学サイトがすごい普及してますよね。スコープとか、ドットサイトとか皆さん当たり前のように銃につけてます。
一昔前のサバゲーでは、サイトと言ったらアイアンサイトが標準でした。
アイアンサイトは、この照星と照門を重ね合わせて、その先にターゲットを捉えることで照準します。
昔は、アタッカーとかミドルだったらアイアンサイトがデフォルトで、スナイパーとか特殊な任務を負った人(笑)がスコープなりの光学式サイトを搭載してる、って世界でした。
しかし時は移ろい、いつの間にか光学機器が一般的になりましたねー。
「今日、デビューなんですー!」って人の銃に普通にC-moreが付いてる、って光景も当たり前になってきました。
コスパ最強ダットサイト C-more! - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)
アイアンサイトだと、この「照星と照門を重ね合わせて、その先にターゲットを捉える」というエイムの手順が結構大変だったりします。それなりに練習して慣れないと、素早くサイティングできません。
それから、アイアンサイトは手前側の照門と銃の先端にある照星を重ね合わせる時に、どうしてもサイトを「覗き込む」ような形になってしまい、ドットサイトでやるような両目を開けた状態でサイティングする、というのが難しくなります。
…というように、アイアンサイトの場合は色々と使いにくいところがあるんですが、現在普及している「ドットサイト」や「ホロサイト」は格段に狙い易くなっています。
というのも、ドットサイトの場合、投影ガラスに写し出されたレティクルにターゲットを合わせるだけでサイティングができるからです。
照門と照星を重ねて、その先にターゲットを合わせる、というめんどくさいプロセスが一切ありません。
結果的に、サイティングのスピードがアイアンサイトに比べて格段に速くなり、射撃時に大きなアドバンテージを得る事が出来ます。
このような特性から、一昔前はシューティングマッチ(実銃を使った競技射撃)の選手たちが、ハンドガンにライフルに搭載するようなドットサイトを載せていました。
現代では、ハンドガンに違和感なく搭載できる小型軽量な「マイクロドットサイト」等がラインナップされていますが、
東京マルイ マイクロプロサイト ルビーコート 20mmレイル対応◆軽量/ドットサイト/ダットサイト/照準器/日本製 価格:7,250円 |
当時はマイクロドットなんて無かったので、フルサイズのドットサイトをハンドガンに載せてたんですね。
リボルバーにAimpointのM2が付いてる写真なんかあったりして、いかにも「重たそうだな~」と思っちゃうんですが、コンマ数秒を争う競技射撃の選手たちにとっては、それを補ってあまりあるアドバンテージだったんでしょう。
では、なぜドットサイトはレティクルをターゲットに重ねるだけで狙えるのでしょうか。
これはですね、ドットサイトやホロサイトに使われている「レーザー光」の直進性によるものです。
ドットサイトの構造を簡単に説明すると、投影ガラスにレーザー発光部から発生させたレーザー光を投影させ、それを射手が見るようになっています。
レーザー光というのは、僕らと違って、焼肉屋さんの換気扇から焼肉のいい匂いが漂ってこようとも、広瀬ア〇スばりの美人がバニーガールの格好をして、「うふ~ん、お兄さん遊んで行かな~い」なんて声をかけて来ようとも、何があろうと脇目もふらずに
「真っすぐ進む!」
というのを人生の第一目標にしているんですねw。
なので、このドットサイトのレーザー光の向きと、銃が飛んでいく向きを一致させておけば、(ゼロインしておけば)あとは投影ガラスに映ったレティクルにターゲットを重ねて引き金をひけば、狙ったところに弾が飛んでいく、というわけなんです。
ドットサイトの原理を説明するのにだいぶヘンテコな例えを引っ張り出してしまいましたが、ドットサイトのスピーディーなサイティングはサバゲーでも有利なのは間違いありません。特に初心者さんには狙いやすくて良いんじゃないかなーと思うので、早い段階でドットサイトやホロサイトを導入してもいいかもしれません。僕個人的に初心者さんにオススメなのは、何と言ってもC-moreですね…。
ELEMENT C-MOREタイプ ドットサイト BK ブラック 価格:5,654円 |
コスパ最強ダットサイト C-more! - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)
レーザーの話が出てきたついでに、思いっきり脱線しますけど…。
東京ディズニーランドのですね、ウエスタンランドに「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」っていうアトラクションがあります。ビックサンダーマウンテンの横です。
【公式】ウエスタンランド・シューティングギャラリー|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート (tokyodisneyresort.jp)
やった事ある!って方もいると思いますが、アトラクションの内容としては、お祭りの「射的屋」をディズニーランド風にアレンジした感じです。開拓時代のアメリカ西部の酒場を再現したエリアに、ところどころ赤い的があって、銃でその的を狙って撃つんですが、この銃が実はレーザーガンが使われています。持ち弾は10発で、全部命中させるとメダルがもらえるんですが、お祭りの射的屋と違って景品をケチる必要がないので、
「ちゃんと狙うときちんと当たる」ようになっています。
ですので、ディズニーランドに行って、やってみる機会があったら、照星と照門を重ねた先にターゲットを捉える、という「アイアンサイトの狙い方」でチャレンジしてみてください。意外と簡単に「パーフェクト」が狙えますよ!
というわけで、だいぶ脱線しましたけど、今日は光学機器とアイアンサイトのお話でした。皆さんもご自分のサバゲースタイルにマッチした光学サイトを探して見て下さいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。