こんにちは、ハセハセです。
ほんの数百円で出来る命中精度向上のカスタムを教えます。
WikiImagesによるPixabayからの画像
・・・なになに、そんなオイシイ話あるの??
ってなったあなた。
あります。
それは、バレルクリーニングです!
ごめんなさい、怒って帰らないで、もう少し話を聞いてください…。
エアソフトガンを分解してみるとわかりますが、エアソフトガンから発射されるBB弾は、金属製のインナーバレルを通って銃口から撃ち出されます。
実銃であれば、弾丸は5~10gほどありますし、何より銃身に刻まれた、ライフリング(旋条)によって回転を与えられるので多少の事では命中精度は変化しません。
ですが、エアソフトガンとなると、話は別です。
まず、エアソフトガンの弾は、0.2g、重くても0.3gです。0.2gというのはティッシュペーパー1枚と同じ重さです。
この軽い弾がインナーバレルを通って撃ち出されるのですが、インナーバレルの内径は、6.05mm、BB弾の外径は5.95mmです。つまり、バレルと弾の隙間は、直径で0.1㎜、半径なら0.05㎜しかありません。
0.05㎜は50㎛です。花粉の粒の大きさは約50㎛だそうなので、花粉が付いただけでも、バレルとBB弾の隙間は埋まってしまうことになります。
ですから、ほんの少しのゴミや汚れでも弾道に影響が出る、というのは簡単に想像できると思います。
というわけで、マメにバレルクリーニングをすることで、銃本来が持つ性能を維持できますし、裏を返せば、どんなにお金を掛けてカスタムしていても、バレルが汚れていたら本来の性能が発揮できません。
(マメにバレルクリーニングをしていても弾道が安定しない場合は、バレルやチャンバーそのものに異常がある可能性があるので、自分でメンテナンスできない場合は、ショップ等に相談してみてください)
僕はサバゲーの前日、バッテリーや装備の準備をするついでにバレルクリーニングをしています。僕がやっているバレルクリーニングの方法を説明しますね。
バレルクリーニングは、専用のクリーニング用品も売られていますが、基本的に、エアガンを買ったときに付いてくる、クリーニングロッドがあればできます。あと、クリーニングロッドに付けて使う布は、出来たら、「キムワイプ」を使いましょう。
価格:126円 |
キムワイプがなぜ良いかというと、ティッシュとか、布切れと違い、糸くずやケバが出ないことです。せっかくクリーニングしても、布から出た糸くずやティッシュの切れ端がバレル内に残ってしまっては、意味がありません。理科の実験とかでもキムワイプが使われるのは、この「余計なもの(糸くずやケバ)が出ない」という性質からです。
キムワイプを1枚取り出して、4つに折ります、それを写真のように2センチ幅くらいに切ります。ちなみに、このように切ったやつを、チャック付きポリ袋などに入れて、フィールドに持っていけば、フィールドでもすぐにバレルクリーニングできて便利ですよ。
切ったキムワイプをクリーニングロッドの穴に通します。2つ折りのまま通すと、ちょうどいい感じです。
(※僕は、キムワイプにほんの少量シリコンオイルを付けます。理由は、バレルとBB弾が接触したときにできるだけ抵抗が無いほうがいいと思っているからです。ただし、これについては賛否両論あるので、一概に言えません。ご自身で色々と試して、良い!と思ったやり方でやってみてください。)
あとは、クリーニングロッドを銃口から差し込んで、チャンバーの手前まで突っ込んでクリーニングするだけです。クリーニングロッドを回しながら突っ込むといい感じです。右の写真のように銃ごとにロッドにマーキングしておくと、どこまで突っ込めばいいかわかるのでとっても便利です。
一往復しただけで、これだけ汚れが取れます。こんなに汚れてちゃ、どんな良いカスタムバレル入れてたって弾道は安定しません。
「バレルクリーニング?そんなの一度もやったことないよ。」っていう方は是非やってみてください。綺麗な弾道になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
価格:126円 |
価格:500円 |