こんにちは、ハセハセです。
長距離射撃です。
今日のテーマを見ていると、僕はエヴァンゲリオンのヤシマ作戦の音楽が脳内を流れますw
それはさておき、
みなさん、使ってるエアガンの射程距離は何メートルくらいですか?
おそらく、40m、ガチガチにカスタムして50m、といったところでしょうか。
比較的拓けたフィールドで、「あ、敵みっけ!あ~でもこの距離だと届かないよ…」って事ありますよね。敵のほうも「この距離だと届かねーだろ、」とタカをくくって、こちらから見えてるのにのんびりしてたりします。
こういう状況で、「届かないから諦める」のではなく、「狙いすましてヒットをとる」方法があります。
で、じゃあどうやるの?って話ですが、非常にシンプルで、
「目標の少し上を狙う」これだけです。
これは、簡単な物理のお勉強で、
同じエネルギーで発射された物体(ここではBB弾)は、水平から上に角度を付けて行くに従って弾丸の到達距離は伸びて行きます。
そして理論上、45°の角度で到達距離は最大になり、45°を越えるとまた到達距離は短くなって行きます。
そして90°、つまり、真上になると、当たり前ですが、水平方向の到達距離は0になり、発射された弾丸は、真上に上がってそのまま真下に落ちて来ます。
というわけで、弾丸の到達距離を伸ばしたければ、45°までの範囲で銃を上に向けて撃てばいい、という事になります。
こういう話をすると、「それ、曲射なんじゃないの?」「ルール違反なんじゃないの?」という議論が必ず出てきます。
確かに、「グレネードを斜め上に向けて発射して、広範囲にBB弾を降らせる」とか、「LMGを斜め上に向けてとにかく乱射して、BB弾降らせる」とかは微妙ですし、フィールドによってはハウスルールで禁止している所もありますね。(そもそも、そんな方法でヒット取っても面白くないだろ…と僕は思ってしまいますが)
ですが、きちんと距離を計算して、角度をつけて狙うのは、立派な「狙撃」ですし、テクニックだと思います。
そもそも、この手法はスナイパーにとっては「ごく当たり前」の技術(というか基本)ですし、スナイパーでなくとも、「距離に応じて狙点を調整する」のは射撃において普通に実践することです。
ライフルスコープの、レティクルを調節するノブも、横方向の調節ノブは「ウインデージノブ」、上下方向の調節ノブは「ヤーデージノブ」と呼びます。これは、横方向はターゲット付近を吹く横風による左右のズレを補正するから、「ウインデージ」ノブですし、上下方向は距離に応じて調節するから「ヤーデージ」ノブなわけです。
つまり、ターゲットまでの距離によってレティクルの上下を調整し、結果的に銃の上向きの角度を変えて弾丸の到達距離を変えている、という事です。
ライフルスコープに限らなくとも、例えば、AKシリーズに付いている、「タンジェントサイト」も同じ原理を使っていまして、
AKの場合は、リアサイトについている調節コマを前後させると、リアサイトの高さが変わりますよね。リアサイトの高さが上がった状態でフロントサイトを覗けば、必然的に銃口は上を向きます。結局これも、距離に合わせて銃口の角度を変えているという例です。
実銃でそういう事やってるのは良くわかったから、じゃあ、サバゲーでエアガンでどうやんの?ってなると思います。皆さんが知りたいのもそこですよね。
一番手っ取り早いのは、定例会等で「実際にやってみる」ことです。普通に撃ったら届かないくらいの遠距離に敵を発見したら、下の図のように、①、②、③のように狙点を上げていきます。おおよそ、ターゲットの身長の倍、2倍、という感じで狙点を上げながら射撃すると、どこかでヒットするので、「ああ、このくらいの距離ならだいたいこれくらい上を狙うと届くんだな」っていうのが分かると思います。
いかんせん、実銃と違って、水平有効射程が40mちょっとなので、60m~70m先を狙う場合は結構な仰角をとります。僕の感覚的には10~15°くらい上を向ける感じ。下の絵だと②と③の間くらいかな。
定例会中に「遠くでボーっとしている敵を見つける」というようなシチュエーションはそうそう無いと思います。なので、例えば定例会のゲームのインターバル時間に仲間同士でやってみるというのも良いと思います。(インターバルでフィールドを使うときはフィールドマスターに一声かけて了承を取ってからやったほうが良いですね) あとは、仲間内で貸し切りでゲームするときなどは、ゲームの合間の時間にみんなで検証してみるのも面白いかもしれません。
このテクニックを実践する上で、一つだけ注意点があります。
それは、
風がある日は使えないって事です。
実銃と違い、BB弾は0.2gしかありません。なので風の影響を受けまくります。(実銃でも風の影響は受けるが、影響の度合いが桁違いになる)このテクニックを実践(検証も)する場合は、できるだけ風の無い条件の時にしてください。風の強いときには頑張っても当たらないので、サッサとあきらめたほうが無難です。
とはいえ、条件さえそろえば、普通は届かない遠い敵もこのテクニックを使って射撃する事が可能になります。僕自身もこの手法を使って、長距離の敵を仕留めることが結構あります。これまで、「あー、遠いなー、あとちょっとなんだけどなぁー」って言いながら、悔しい思いをしてきた方は、是非実践して、長距離でヒットを取ってみてください!
いかがでしたでしょうか。長距離射撃!皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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