ハセハセミリタリー

サバゲーの事、ミリタリーの事、装備の事などをおもいつくままに書いています。

コネクターを変えてみる XT30コネクターは本当に良いの?

こんにちは、ハセハセです。

 

コロナの感染者数が増加しているので、サバゲを自粛していて、もう、すっっっごくサバゲに行きたくてワナワナしてる(ウズウズなんて生易しい表現ではない)ハセハセなんですが、

サバゲに行けないとなると、情熱は必然的に銃いじりの方に向かってしまうわけで、今日の記事も銃のカスタムのお話なんですが、銃をいじると早くフィールドで撃ちたくなってしまい、かえって逆効果になってさらにワナワナしている救いようのない状態ですw

 

はやく2回目のワクチン打ってサバゲー行きたいです…。

 

というわけで、今日は電動ガンのコネクターのお話です。

電動ガンのパワーソースは、当たり前ですが、バッテリーです。バッテリーを繋がないと動きませんよね。

 

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この、バッテリーはコネクターを介してモーターにつながっているんですが、通常コネクターはこのミニコネクタで繋がってます。

 

 

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この標準的なミニコネクタですが、許容電流が10Aで、電動ガンを駆動するモーターには若干容量不足なんだそうです。

 

確かに僕のM4も、バッテリーを繋いでセミで、20発くらい撃ってコネクタを触ると、結構熱くなってました。

 

コネクタが容量不足、というのを少し分かりやすく説明すると、水道のホースを1ヵ所だけ、細っそーいホースで繋ぐようなもの、と考えて貰えばいいと思います。

 

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水道の場合は、そうすると「必要な量の水が流れない」という現象が起きますが、電流の場合は、「必要な量の電流が流れない」に加えて「発熱」という現象まで起こります。

 

いずれにせよ、結果的にパワーのロスが起こっているのは間違いありません。

 

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では、そのパワーロスを減らすにはどうしたらいいか。

 

答えは簡単で、パワーロスの原因となっているコネクタを大容量の物に交換してあげればいいのです。上の水道の絵なら、細くなっている所を太くしてあげればいいって事。

 

まぁ、この話はすでにいろんな所で紹介されてるので、ご存知の方も多いとは思いますが、僕自身の中でコネクタ交換って本当に効果あるの?っていうのを試して見たかったので、僕自身の中での検証のために書いているとこもあります。

 

ちなみに、今回交換するコネクタは、コレ!

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実は、最初はTコネクターにしようと思ってたんですよ。

 

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Tコネクタ

 

これは色んなブログでも良いぞ!って紹介されているので、僕もこれで行こう!ってアマゾンでポチったんですが、実際に物が届いて、コネクタを抜き差ししてみたんですが、コネクタの抜き差しが、

 

恐っそろしく固い!

 

んです。

 

僕的に、この固さは絶対ストレスだな、と思ったのと、このブログに良く登場するばんしぃ@武器商人さんBan-san - YouTube 曰く、「Tコネクタは品質のバラつきが大きいので、XT30がオススメですよ!」との事なので、急遽XT30で行く事にしました。届いたXT30を抜き差ししてみたんですが、非常にスムーズでこれなら行けそうです。

 

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XT30コネクタ

 

コネクタを変更する前に、どのくらい変化するかを見るために、交換前のサイクルを弾速計で測っておきます。実験台になるのは、いつも出てくる、

41PX別注 M4 SUPER VIRSION

 

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条件を同じにするために、バッテリーの充電状態もできる限り同じにします。今回は、充電器インジケータが緑点灯に変わってすぐのタイミングで充電器から外し、リポバランサーでバランスを取った状態で実験!

 

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変更前の通常のミニコネクタだと、弾速計で測ったサイクルは秒間13発でした。本当は、セミオートのレスポンスを数値化して比較したいんですが、そういう高度な計測器を持ってないので、セミオートについては僕の感覚でレビューします。このM4はメカボックスの軸受けがオイルレスメタルなので、ボールベアリング軸受けのメカボに比べると、レスポンスは遅いです。もうちょっとレスポンス欲しいな~、といったところ。コネクタ交換でどれだけ変わるか楽しみです…。

 

 

コネクタの交換作業自体は、既存のコネクタを切って、新しいコネクタをハンダ付け、熱収縮チューブで保護、でOkなのでそんなに難しくは無いのですが、そうは言っても「ハンダ付けなんかやったことないよ。」という人には少しハードル高いかもしれません。

僕が中学生の時には技術家庭の授業で男の子も女の子も一通りハンダ付けやったんですけど、今はそういう授業はあるのか微妙ですね。

 

 

まずは、バッテリー側のコネクタを交換して行きます。既存のミニコネクタをえいやっ!とニッパーで切断。この時、プラスとマイナスを一気に切らない事!(ここ大事!)

プラスとマイナスを一気に切ろうとすると、ニッパーの刃で配線がショートして、バチバチッ!っと大変な事になります。くれぐれも片方づつ切るようにして下さい。

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配線を切ったら、写真のように配線の被覆を剥いて、芯線に軽く予備ハンダをしておきます。

 

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予備ハンダをした線をコネクタにハンダ付けします。この時コネクタの端子側にも予備ハンダをしておいて下さい。

※予備ハンダ…配線や端子に予めハンダを盛っておくこと。

 

ここで、ハンダ付けのコツを少し書いておきます。ハンダ付けが上手くいかない!っていう人の原因の大半は、ハンダ付けをする対象の部品(端子とか配線とか)の加熱不足です。

 

ハンダ付けする時に、闇雲にコテを押し付けてハンダをドバーッと溶かしていませんか?これだとまず上手くいきません。

ハンダ付けをする時は、対象の部品をコテ先で十分に加熱してからハンダを溶かして下さい。今回のXT30コネクタなら端子にコテ先をあてて、ゆっくり5秒数える位で良いかと思います。

そうやって、十分に部品を加熱してからハンダを溶かして行くと上手く行きますよ!

 

あ、それからハンダ付けをする前に、熱収縮チューブを通しておくのを忘れないように。ハンダ付けが終わってから、「あ、忘れた…」ってなる事がよくあります。

 

ハンダ付けが完了したら、ドライヤー等で熱収縮チューブを熱して、配線に密着させたら出来上がりです!

 

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当たり前ですが、銃側のコネクターも交換してください。配線のプラスとマイナスを間違えないように!

 

 

さて、いよいよ実射です、まずはセミオートから。

 

おお!

 

あきらかに違います。ちょっとびっくりです。今までこのM4は所有している電動ガンの中でもセミのレスポンスは一番遅かったので、最近出番が少なかったんですが、これなら1軍昇格です。きちんと数値化してお伝えできないのがもどかしいんですが、ホントに、

 

おお!

 

っと声がでてしまうくらいの変化でした。

 

というわけで、次は僕が所有している唯一の数値化できるツールをつかって、フルオートのサイクルを計測します。結果がこちら!↓

 

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フルオートのサイクルでは、秒間13発→14.2発にアップしていました!秒間1.2発の差ですが、確実に効果がでています!

 

僕はほとんどフルオートを使わないので、フルオートでのサイクルはあくまで数値化のために見ているんですが、コネクタの交換でここまで効果が出るとは思いませんでした。それと、特筆すべきはやはりセミのレスポンスで、今までは「なんとかならんかなぁ」と思ってたんですが、これなら全くストレスなくゲームで使えますね!

 

さて、いかがでしたでしょうか。今回は僕自身がびっくりしてしまってアレなんですが、コネクタ交換はオススメです!ハンダ付けのハードルが少し高いかもしれませんが、これは是非やってみて欲しいなぁ。最近はハンダごても100円ショップとかでも手に入る(たいてい¥100じゃないけど)ので、勇気を出してトライしてみてください。

(ハンダごてを買う場合は、コネクタ交換レベルであれば40Wくらいがちょうどいいと思います)

 

って、こんなにセミのレスポンスが良くなったら早くフィールド行って撃ちたい!サバゲーしたい!うわぁぁぁぁぁぁぁ!なんとかしてくれぇーー! と、冒頭に書いたとおりのサバゲ禁断症状スパイラルに堕ちていくハセハセでした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

カスタムを始めるなら弾速計はもっておきたいですね。僕はコレ使ってます。

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ハンダごては、電動ガンのカスタムなら40Wが最適だと思います。

今回の作業も40Wでやりました。

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コネクタを交換する場合、バッテリーと銃だけでなく、周辺機器のコネクタも同じコネクタに変更することになるので、少し多めのセットで買っておいたほうがお得です。

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僕が使ってるバッテリーはコレ!

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