こんにちは、ハセハセです。
先日やっと2回目のワクチン接種が終わって、ようやくフルチンになりました。よーし、これでサバゲー行けるぞー!ってことでゴキゲンなハセハセです。
さて、それはさておき、
以前、カッティングパイの記事で、
「コツは、死人(しびと)になること」
と、書きました
カッティングパイ - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)
記事中でも、「死んであたりまえ、ヒット前提」で腹をくくると、落ち着いてカッティングパイの練習が出来ますよ!と書いています。
撮影協力:茨城県牛久市の『サバイバルゲームフィールド EDGE』 (sgf-edge.net)
んで、先日「ネイビーシールズ」の映画を見ていたんですが、その突入シーンで、合図と同時に何のためらいもなくシールズの隊員が突っ込んで行くんですね。
ちなみに、この「ネイビーシールズ」という映画は、
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キャストが現役の軍人、というまぁ思い切った映画でして、以前に「装備の参考書」で紹介させて頂いた、装備の参考書 - ハセハセミリタリー (hatenablog.com)
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「Military uniform bible 軍装の世界」の著者、金子賢一さんの言葉を借りると、「役者を兵隊に仕立てるより、現役の軍人を役者にした方が早い」という映画です 。なので、映画の戦闘シーンはほぼ本物の軍人さんの所作そのもの、だったりするんですね。
話を元に戻すと、その突入シーンがとってもアッサリしてるというか、合図と同時に淡々と飛び込んで行くわけです。
僕だったら、合図があっても、
「あ、ちょ、ちょっと待って!まだ心の準備が…」
とか言っちゃいそう。
で、長い前置きから今日のお題につながっていくんですが、
現在の軍隊(米軍でも自衛隊でも)の作戦遂行の思想は、「しかるべきミッションを確実に遂行して安全に帰還する」だと思うんですよ。太平洋戦争の日本軍がやった特攻みたいな「自分の命と引き換えに敵と刺し違える」なんて思想はなくて、基本的に「全員生きて還る」という前提で作戦を立てているはずです。
なのですが、銃で武装した敵が待ち構えている所に、淡々と突入していくSEALSの隊員をみていると、やはりある程度「死を覚悟している」のかもしれないな、と思ってしまいます。
「死を覚悟する」と言っても、ネガティブな感じではなくて、「被弾したり、それによって死ぬ事もあり得るだろう」と冷静に考えている感じだと思うんですよね。(あくまでも僕個人の推察ですが)
というのも、自分に対して殺意を持った敵が居る所に飛び込んで行く時に、ビクついてたら成功する物もしなくなるじゃないですか。
だから、危険な任務に赴く軍人さんたちは、「作戦を成功させて必ず生きて還る」ために、積極的に「死人(しびと)になって」いるんじゃないでしょうか。「死人になる」ことで、恐怖心に打ち勝ち、あらゆる局面で冷静に行動しているのではないかと…。
この、「死人(しびと)」という表現ですが、読者の皆さんは、「なんで死人(しにん)じゃないの?」と疑問を持たれるかと思います。
撮影協力:茨城県牛久市の『サバイバルゲームフィールド EDGE』 (sgf-edge.net)
この「死人(しびと)」という言葉、僕の大好きな漫画「花の慶次」に出てくるんです。
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何巻だったか忘れちゃいましたが、慶次率いる劣勢の軍勢がこれから敵と相まみえるときに、慶次が自軍の軍勢に「ひとたび戦場にでるならば、死人(しびと)たれ!」と演説するんですね。
その趣旨は、「死を覚悟して戦場に赴く者ほど強い者はいない、だから戦場に出るならば死を覚悟し、「死人(しびと)」であれ、死人(しびと)に負けはない!」
っていう意味だったと思います。
こういうシーンや、言葉だけで捉えると、「武士としての在り様」とか、精神論的な捉え方をしてしまうんですが、裏を返すと、死人として腹を括ったほうがあらゆることに冷静に対処できて、結果的に作戦の成功率が上がる。って事なのかなー、と思っています。
えー、で結局何が言いたいんだっけ?と本日も纏まらなくなってきてしまいましたが、
僕たちサバゲーマーは被弾しようが、ヘッドショット食らおうが、ヒットコールして退場すれば済む話です。
ゲーム中にどうしても「恐怖心が勝ってしまって、冷静に対処できない~~」という人は、
「死人(しびと)になる」
を意識してゲームに参加してみてはいかがでしょうか。どうしても恐怖心が先行するCQBなんかでは特に効果がありますよ。ぜひやってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※「花の慶次」はすっごく面白いので、興味を持たれた方は是非読んでみてください。漢(おとこ)とは、武士(もののふ)とは・・・「傾(かぶ)くなら傾(かぶ)き通せ!」
あー、こんな事書いてたらまた読みたくなってきたぞ。
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